保坂です。

２０１４年別府大分毎日マラソン大会で別府応援隊の応援をしてもらい走りました。
２００７年から応援してもらった別府応援隊の隊長衛藤正宣さんの年賀状で
女の人が結婚して、応援隊がいなくなりましたと書いてありました。
僕は２年結果が悪く応援隊に見離されたと思い、大会を走って行ったら
別府警察の前に横断幕を持って応援隊がいて、
隊長衛藤さんが、キチンと走り切れよー と大きな声で応援してくれました。
僕はその声と横断幕を見て、右脳を揺さぶられ、鳥肌が立ち、
涙が止めどもなく流れ出して、絶対完走してやると自分に何度も言い聞かせて走って行き、
３０キロ地点に来たら故障していた足が痛くなり、痛い足にツバを何度も付けて走り、
集中力が切れそうになると抜かれた人の後ろには行り背中を見て追いかけて走り、
４０キロ地点で時計を見たら２時間５０分を切れるかどうかのタイムで、
自分にラストスパートしろ、もっとぶっ飛ばせと、
自分に叫びながら走りゴールしたら２時間４９分０１秒でした。
完走できて嬉しくてはしゃぎまくっている自分が、
今走っていた時の痛さ、苦しさ、癒やさ、集中力のなさは何だったんだと忘れている自分がいて、
これがマラソンの面白さなんだと思いました。

大会の翌日に大分からの帰りに別府警察に応援隊の横断幕と応援のお礼に行きました。
応援隊員が来年も来ますかと言われたので、
世界記録を出しに来ますので応援をよろしくお願いしますと言って横断幕をもらって来ました。
別府応援隊の皆さんありがとうございました。